Adobe、Shockwave Playerの深刻な脆弱性に対処

Shockwave Player 11.6.1.629までのバージョンにメモリ破損の脆弱性が複数ある。Windows版、Mac版とも影響を受けるという。

» 2011年11月09日 07時19分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Adobe Systemsは11月8日、Shockwave Playerの更新版を公開し、複数の深刻な脆弱性に対処した。

 同社のセキュリティ情報によると、Shockwave Player 11.6.1.629までのバージョンにメモリ破損の脆弱性が複数あり、攻撃者に悪用されると不正なコードを実行される恐れがある。この問題はWindows版、Mac版とも影響を受けるという。

 危険度はAdobeの4段階評価で最も高い「Critical」となっている。現時点でこの問題を突いた攻撃の発生などが確認されているのかどうかについては明記されていない。

 Adobeは脆弱性を解決した最新バージョンの11.6.3.633を公開し、ユーザーにアップデートを呼び掛けている。

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