Apple、新会長にアーサー・レビンソン氏を任命 DisneyのアイガーCEOが取締役に

Appleが、スティーブ・ジョブズ氏の後任として、2000年から同社取締役を務めるGenentech会長のアーサー・レビンソン氏を任命した。また、ジョブズ氏が取締役を務めていたDisneyのロバート・アイガー社長兼CEOを取締役に加えた。

» 2011年11月16日 08時09分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Appleは11月15日(現地時間)、10月5日に亡くなったスティーブ・ジョブズ氏の後任取締役会長として、米Genentechの会長、アーサー・レビンソン氏(61)を任命したと発表した。同氏は2000年8月から同社取締役を、2005年から共同ディレクターを務めている。

 lev アーサー・レビンソン氏

 レビンソン氏は1980年にGenentechに上級サイエンティストとして入社し、1995年にGenentechの社長兼CEOに就任し、1999年から同社会長を務めている。同氏はまた、共著を含め80以上の科学論文を著している。

 ジョブズ氏がAppleのCEOを辞任した際は、取締役を代表してこの知らせを発表した。

 iger ロバート・アイガー氏

 同社はまた、米Walt Disneyの社長兼CEO、ロバート・アイガー氏(60)を取締役に任命したことも発表した。同氏は2006年にDisneyがジョブズ氏が会長を務めていた米Pixarを買収した際、Disneyの社長を務めていた。ジョブズ氏は買収完了後、Disneyの取締役に就任した。

 Appleの取締役はこれで、レビンソン氏、アイガー氏、ビル・キャンベル氏、ティム・クック氏、米J.Crew会長兼CEOのミラード・ドレクスラー氏、アル・ゴア氏、Avon Products会長兼CEOのアンドレア・ジュング氏、米軍需大手Northrop Grummanの元CEO、ロナルド・シュガー氏の8人になった。

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