「iPhone 4S」の顧客満足度、iPhone史上最高の96%に――ChangeWave調べ

好きな機能のトップは「Siri」、嫌いなところは「バッテリー持続時間」と「4G非対応」だった。

» 2011年12月02日 09時02分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米調査会社ChangeWave Researchが12月1日(現地時間)に発表した米Apple製「iPhone 4S」の顧客満足度調査によると、米国の同端末ユーザーの96%が満足しているという。前世代の「iPhone 4」では93%で、iPhone 4Sの満足度はiPhoneシリーズで最も高かった。

 215人の米iPhone 4ユーザーを対象に行ったこの調査によると、同製品に「非常に満足」している人は77%、「やや満足」している人は19%だった。「やや不満」は1%、「非常に不満」は1%だった(残りの2%は不明)。iPhone 4の「非常に満足」は72%、「やや満足」は21%だった。

 changewave iPhone 4SとiPhone 4の満足度比較(資料:ChangeWave Research)

 iPhone 4Sの好きなところと嫌いなところを聞いたところ、好きなところで最も多かったのは音声操作機能の「Siri」で49%、次が「使いやすさ」で39%だった。嫌いなところで最も多かったのは「バッテリー持続時間が短すぎる」の38%、次が「4Gネットワーク非対応」の30%だった。Appleはバッテリー持続時間の問題を認識しており、アップデートで改善するとしている。また、4Gについては、NTTドコモが2012年にLTEに対応した次世代iPad/iPhoneを販売すると日経ビジネスが報じている

 changewave 2 iPhone 4Sの好きなところ(左)と嫌いなところ(資料:ChangeWave Research)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ