データベースを強化したDWHの最新版を発表 テラデータ

日本テラデータはエンタープライズ向けのデータウェアハウス製品「Teradata 14」を発表した。

» 2011年12月14日 13時05分 公開
[ITmedia]

 日本テラデータは12月14日、エンタープライズ向けデータウェアハウス(DWH)製品の最新版「Teradata 14」を発表した。来年2月15日から出荷を開始する。

 同製品は、データベースエンジン「Teradata Database 14」、運用管理ソフトウェア「Teradata Tools and Utilities 14」、構築支援サービスやコンサルティングなどで構成される。Database 14では、従来の行単位のデータ格納に加えて、新たにデータを列(カラム)単位で格納する機能「Teradata Columnar」や、コールド・データと呼ばれるアクセス頻度の低いデータを自動的に判断して圧縮する機能、CPUやI/Oリソース割り当てを最適化する分析ワークロード管理機能などを強化した。

 価格は、359万円(税別)からで、金融、流通、製造、通信など大量データを活用する業種を中心に販売する。販売目標は今後1年でハードウェアを含めて75億円(税別)としている。

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