Google+にフィードフィルタや企業ページでの複数管理人設定など4つの新機能

Googleのソーシャルサービス「Google+」のストリームや、プッシュ通知、企業ページ、写真表示に新機能が追加された。

» 2011年12月20日 07時37分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは12月19日(現地時間)、ソーシャルサービス「Google+」に幾つかの新機能を追加したと発表した。ストリーム(Facebookのニュースフィードに当たる)の表示量の調整、新着通知の改善、企業ページでの複数管理人の設定、写真機能の強化などが追加された。数日のうちに、全ユーザーがこれらの新機能を利用できるようになる。

ストリームの“ボリューム調整”が可能に

 ストリームで表示する投稿の量を、サークルごとにスライダーで調整できるようになる。これにより、全ストリームを表示した際に見落としたくない投稿が、活発なストリームの投稿に埋もれないよう調整できるという。

 サークル別にストリームを表示すると右上にスライダーが表示され、「このストリームのすべての投稿を表示する」「〜ほとんどの投稿を表示する」「〜より少ない投稿を表示する」「投稿を表示しない」のいずれかに設定できる。

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 Facebookのニュースフィードにも投稿の表示量を調整する機能がある。こちらは、「ハイライト」と「最新情報」の2種類の表示を切り替えて使え、ハイライトに表示する投稿は友達ごとに調整できる。

「お知らせ」で投稿内容も表示

 Googleの各種サービスページ上部にある黒いバー(Googleバー)の「お知らせ」アイコンは、Google+での新しいアクティビティをプッシュ通知するものだが、これまでは「コメントしました。」「写真が追加されました。」などと通知するだけで、その内容までは分からなかった。ここで、コメントの内容の一部が表示されるようになる。また、自分の投稿への「+1」と共有も表示されるようになる。

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ブランド向けの「ページ」で50人までの管理人設定が可能に

 11月にスタートした企業やブランド向け「Google+ Page」は、これまでは1人のGoogle+ユーザーしか管理できなかったが、50人までのマネジャーを追加できるようになる。なお、Facebookの企業ページで設定できる管理人数には制限がない。

 ページの設定アイコン(歯車アイコン)で「Google+の設定」を選択すると「Managers」という項目が表示され、ここで追加したいメンバーをメールで招待する。

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 ページのお知らせでは、そのページのマネジャー全員のアクティビティが表示される。また、ページのホームに、Facebookのページと同様、そのページに「+1」を付けたりサークルに入れているユーザー数が表示されるようになる。

ライトボックスビューの強化

 写真のサムネイルをクリックすると表示される「ライトボックス」でのタグ付けやコメント機能が刷新される。


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