Google Appsをカリフォルニア大学バークレー校が採用 Office 365との比較表を公開

Googleはこの契約により、約6万5000人のユーザーを獲得する。

» 2011年12月26日 10時51分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米カリフォルニア大学バークレー校は12月22日(現地時間)、学生および職員向けのメールと予定表システムとして、米Googleの「Google Apps for Education」を採用すると発表した。現行の校内メールシステム「CalMail」と予定表システム「CalAgenda」のユーザー約6万5000人が、2012年中にGoogle Appsに移行する見込みだ。

 新システム採用に当たって同校は数カ月にわたり、Google Appsと米Microsoftのプロダクティビティスイート「Office 365」を比較検討したとして、その結果を公開した

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 この比較表では、30以上の項目について両サービスを比較した結果が説明されている。Office 365はセキュリティやコンプライアンス、カレンダー管理機能、オンプレミスサービスとの統合性などで勝るが、同校が重視する移行速度やツール開発の容易さ、既に多くの学生がGmailを利用していることなどが、Google Apps採用の決め手となった。

 なお、同校は別途Microsoftとの契約により、学生と職員向けにWindowsとOffice(Office Professional PlusまたはOffice for Mac Home & Business)を提供しており、Google Appsの採用はこの契約には影響しないとしている。

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