iPadからKindle Storeにアクセスすると、専用のUIで書籍を検索・購入でき、1タップでCloud Readerに移動もできる。
米Amazon.comは1月10日(現地時間)、Kindle向けコンテンツストア「Kindle Store」を米AppleのiPad向けに最適化したWebアプリを立ち上げた。iPadからwww.amazon.com/iPadKindleStoreにアクセスすると、PCとは異なるタッチスクリーンに最適化されたページが表示される。
iPad向けKindle Storeの上部には、ユーザーの購入・検索履歴が反映された推薦図書のサムネイルが並び、左右にフリックすることで999冊の推薦図書のカバーを閲覧できる。サムネイルをタップすると各書籍のページに移動するが、そのページの左側にも推奨図書のリストが表示される。
また、ページトップの黒いバーの部分には、履歴を往来できる矢印アイコン、Amazon.com内を検索できる検索窓、Kindle Store内の主なページへのリンクリストを表示するアイコン、Cloud Readerへのリンクが並ぶ。Cloud Readerは、Amazonが8月に発表した、電子書籍をWebブラウザだけで読めるようにするクラウドサービス。
Appleは昨年6月から、アプリ内にコンテンツを販売する外部サイトへのリンクやボタンの設置を禁止しており、iPadアプリ版のKindleからはAmazonに直接書籍を購入しに行けない。だが、Kindle StoreとCloud Readerを使えば、iPadアプリ版のKindleを立ち上げなくても書籍の購入から読書までをシームレスに行える。
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