NECが「スマートシティ推進室」を設置

スマートシティの市場創造を強化するための新組織をNECが発表した。

» 2012年02月03日 16時25分 公開
[ITmedia]

 NECは2月3日、スマートシティの新市場創造を強化するための組織「スマートシティ推進室」を設置したと発表した。同社のさまざまな事業分野を連携させてスマートシティの計画、オペレーションの設計、提案への対応をグローバルで行っていく。

 新組織は、スマートシティを構成する同社のさまざまな事業分野やソリューションを連携させて、スマートシティ事業にかかわる事業企画と新規案件の営業推進を行っていく。

 具体的には、RFIDや無線を利用した最先端のセンサ、映像認識技術により、高度な認証につながるデータを提供する「センシング」、センシングで認識されたデータの所在や状態の正当性をチェックする「認証」、センシング、認証、制御などの状態が正しいか監視するとともに、異常を検出した場合は必要なところへリアルタイムに通知する「監視」、モニタリングされたデータをリアルタイムで解析し、最適な制御情報を判断して送る「制御」、ハードウェアやデータの所在を意識することなく必要な分だけ利用でき、災害に強いバックアップ機能を付加する「クラウド基盤」という5つの技術を活用し、都市の重要要素である「人」「交通/物流」「情報」「エネルギー」の4つの層をネットワークでつなぎ連携させる。

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