パブリック&プライベートクラウド新製品を発表 サヴィス・コミュニケーションズ

サヴィス・コミュニケーションズは、エンタープライズ向けの新たなクラウド製品を提供開始した。

» 2012年02月20日 16時38分 公開
[ITmedia]

 ホスティング事業者のサヴィス・コミュニケーションズは2月20日、エンタープライズ向けのパブリッククラウド製品「Savvis Symphony Open」とプライベートクラウド製品「Savvis Symphony Dedicated」を発表した。同日より国内で提供開始する。

 Symphony Openは、共有のマルチテナントインフラストラクチャ上に構築されており、インスタンス別に分割されたコンピュータリソースを利用できるほか、ディスク容量は50ギガバイト単位で増設可能だ。

 Symphony Dedicatedは、仮想化コンピューティング環境を実現する専用データセンターで管理。VMwareによる仮想化技術を利用して、Symphony Dedicatedソリューションを、それぞれ独自のオペレーティングシステムとアプリケーションのセットで実行できる仮想マシンに分割することにより、サーバの無秩序な増加に伴うコストを削減し、管理の煩雑さを軽減できるという。加えて、オンデマンドのインスタンスおよびストレージプロビジョニング、99.9%の高可用性インスタンスフェイルオーバーなどの機能を持つ。

 Symphony Openの最小構成価格は、OS、監視込みの小規模ECサイト構築・運用代行で、導入費用19万8400円、月額費用9万4303円。OS、監視、サーバアプリケーション込みでは、導入費用18万7552円、月額費用17万5931円。

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