パイロット用EFBとしてタブレットを検討していた米空軍が、AppleのiPad 2を最大1万8000台購入することを決定した。
米空軍が、米Appleのタブレット「iPad 2」を米小売業者Executive Technologyから最大1万8000台購入することが、米連邦政府が調達関連情報を公開している連邦事業機会のWebサイト、FedBizOppsで3月2日(現地時間)に明らかになった。
米空軍は、パイロット用のエレクトロニックフライトバッグ(EFB)として採用する目的で、iPadあるいは“同等の機能を持つ”タブレットの購入を検討していた。
昨年12月に公開された入札要請は、2月16日にキャンセルされたが、別途2月2日付で公開されていた要請が、Executive Technologyとの契約で完了した。
3月2日付の公示によると、契約総額は936万ドル。米空軍がExecutive Technologyから63〜1万8000台のiPad 2をEFBとして購入する。
2月16日にキャンセルされた要請では、ロシア製iPadアプリ「GoodReader」が要件として挙げられていたが、今回成約した要請では要件として具体的なアプリ名は明記されていない。
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