ファミマクレジットとの事業統合に伴うデータ量の増大に備えて、Oracle BIによる分析システムを導入した。
日本オラクルは3月6日、クレジットカード事業のポケットカードがビジネスインテリジェンス(BI)製品の「Oracle Business Intelligence 11g」を導入し、本格稼働を開始したと発表した。
オラクルによると、ポケットカードの旧BIシステムは、技術的な専門知識を必要とすることから習熟に時間がかかり、業務部門での積極的な活用がなされていなかった。新システムでは営業やマーケティングに関するデータを扱いやすい操作画面を備え、業務部門の担当者が目的に沿ったデータ分析を迅速に行えるようにしているという。
ポケットカードは2012年度中のファミマクレジットとの事業統合を検討中。経営などに関するデータの増加も見込まれることから、BIシステムを刷新した。
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