「Branch」は、さまざまなテーマについて、テーマごとにキュレートされた専門家がディスカッションすることで“情報を知識に変換する”サービスだ。
米Obviousは3月6日(現地時間)、新サービス「Branch」のプロトタイプを発表した。同社は、米Twitterの共同創業者、ビズ・ストーン氏とエバン・ウィリアムズ氏、元Twitter幹部のジェイソン・ゴールドマン氏が昨年6月に立ち上げた新興企業。
新サービスのページbranch.comはまだ準備中だが、このページでアップデート情報の通知を申し込める。
ストーン氏によると、Branchは「ネット上のモノローグ(独り言)をダイアローグ(会話)に」発展させることで、ネットにあふれる“情報”を“知識”に変えるツールという。テーマごとに、そのテーマに詳しいとして集められた(キュレートされた)専門家のグループがディスカッションし、それをユーザーが閲覧できるサービスになるようだ。
Branchは、ニューヨーク在住の3人の開発者が立ち上げた「Roundtable」というサービスが前身。Roundtableに注目したObviousが開発者らに提携を申し込み、Obvious下のサービスとして公開することで合意したという経緯だ。
公開されているβ版では、例えば「ObviousとBranchの提携」というテーマでウィリアムズ氏がBranch(スレッドのようなもの)を立てている。ここではIT系ブログメディアPandoDailyのサラ・レイシー氏や多数のIT企業関連書籍の著者であるスティーブン・レヴィ氏などがグループに招待されており、議論を交わしている。
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