ハイパフォーマンスコンピューティング分野やサーバの高集積化が要求されるデータセンター向けに提供する。
富士通は3月9日、マルチノードサーバ製品「PRIMERGY CX400」を発売した。2Uシャーシの「PRIMERGY CX400 S1」と2WAYサーバノード「PRIMERGY CX250 S1」4台で構成され、1ラックに最大84ノード(168CPU、1344コア)を搭載できる。
CX250 S1は、インテル Xeon プロセッサ E5ファミリーおよびDDR3 1600 Registered DIMM(PC3-12800)を採用。6コアおよび8コアのCPUを選択可能なほか、1ノード当たり最大128Gバイトのメモリを搭載できる。InfiniBandに対応しており、ノード間通信を40Gbpsとしたクラスタ構成が可能になっている。
1ラックに最大数のノードを搭載した場合の集積度は、2WAY 1Uラック型サーバに比べて2倍になるという。同社はハイパフォーマンスコンピューティング分野や、大量のサーバを設置するデータセンター向けに提供する。
価格はCX400 S1が19万8000円(税別)、CX250 S1が1台当たり152万6000円(同、Xeon E5-2560 2.50GHz/6コア×2、8Gバイト LV-Registered DIMM ×8構成の場合)。3月下旬から出荷を開始する予定。
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