Googleが、ソーシャルニュースメディアの先駆けDiggを創業したケビン・ローズ氏の入社を発表した。
米Googleで製品担当副社長を務めるブラッドリー・ホロウィッツ氏は3月17日(現地時間)、ソーシャルニュースメディアDiggの創業者として知られるケビン・ローズ氏がGoogle入りしたことを自身のGoogle+で発表した。
ホロウィッツ氏は「ケビン・ローズ、ダニエル・ブルカ(そしてMilkの社員たち)がGoogleに参加したといううわさを認められてうれしい」としている。Milkはローズ氏が昨年4月に立ち上げたモバイルアプリ企業。同社は11月にソーシャルレーティングサービス「Oink」をリリースし、12月時点で4万人のアクティブユーザーを獲得していたが、3月14日に突然終了を発表した。
ローズ氏は2004年にジェイ・アデルソン氏らとともにソーシャルメディアの先駆けともいえるDiggを創業したほか、マイクロブログサービスのPownce(米Six Apartが買収)やMilkを立ち上げた。Googleは2008年にDiggを買収しようとしていたといううわさもある。
ローズ氏は自身のGoogle+で「Webの未来を形作るチームに素晴らしいチームの一員になれることが待ちきれない」と語った。具体的なポジションなどは明らかにされていないが、Google+やAndroidにかかわるソーシャルなプロジェクトに従事するとみられる。
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