Appleが、約1000億ドルの現金の使い道を電話会見で発表する。株主への配当再開か、大規模買収の発表なのか? 日本でも19日午後10時から会見を聞くことができる。
米Appleは3月18日(現地時間)、19日の太平洋夏時間午前6時(日本時間の同日午後10時)に「現金残高に関する議論の結果」に関する電話会見を開くと発表した。会見の模様は特設サイトで中継される。
具体的な内容は明らかにされていないが、ティム・クックCEO、ピーター・オッペンハイマーCFO(最高財務責任者)が担当する。Appleは現金に関するトピック以外には触れず、現四半期のアップデートも発表しないとしている。
同社の株価は2月に500ドルを超え、一時600ドルも超えた(16日の終値は585.57ドル)。第1四半期(2011年10〜12月)の業績発表資料によると、同四半期のバランスシートでは保有現金は約1000億ドルとなっている。
複数の米メディアが、同社が株主への配当再開を発表するのではないかと予測しているほか、米Twitterなどの大規模買収の発表ではないかといううわさもある。
変更履歴:当初、概要と本文で現金保有高を「約100億ドル」としていましたが、「約1000億ドル」の間違えです。お詫びして修正いたします。[2012/3/19 16:30]
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