Microsoftは、HTCがMango搭載端末を中国で発売し、近いうちにNokiaやその他のメーカーもWindows Phoneの提供を開始すると発表した。
米Microsoftは3月21日(現地時間)、台湾のHTCが中国で初のWindows Phone 7.5(コードネーム:Mango)搭載スマートフォン「凱旋」を発売したと発表した。SIMロックフリーで提供され、中国の全キャリアで利用できる。
Microsoftによると、HTCに続いてフィンランドのNokiaほか数社が、中国でWindows Phone端末を発売するという。
HTCの新端末は中国向けのオリジナルとのことだが、スペックを見ると昨年10月に発表された「TITAN」とほぼ同等だ。ディスプレイは4.7インチ(解像度は480×800)でサイズは131.5×70.7×9.9ミリ、重さは160グラム。プロセッサは1.5GHzのシングルコアSnapdragonで、メモリ容量は16Gバイト。カメラは背面(800万画素)と前面(130万画素)の2台を搭載。ネットワークはWi-Fi、Bluetooth 2.1、3Gに対応する。
HTCのオンラインストアでの価格は4399元(約5万8004円)となっている。なお、米Appleの16GバイトモデルiPhone 4Sの中国での販売価格(公式オンラインストア)は4988元(約6万5771円)だ。
中国版Windows Phoneは簡体字と繁体字の両方をサポートする。
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