Google+のビデオチャット「ハングアウト」にはGoogle Docsの共同編集機能があるが、新APIによってサードパーティーもハングアウト対応のゲームなどを作成できる。
米Googleは3月28日(現地時間)、ソーシャルメディアサービス「Google+」のビデオチャット機能「ハングアウト」でサードパーティー製アプリを利用できるようにするための「Hangouts API」を公開したと発表した。Google Developersページでライブラリやドキュメント、サンプルアプリなどをダウンロードできる。
ハングアウトでは、GoogleのYouTubeの動画再生やGoogle Docsの共同編集をしながらビデオチャットができるようになっているが、このAPIによって、サードパーティーも対応アプリを提供できるようになる。
Googleは昨年12月にHangouts APIのプレビュー版の提供を開始しており、既にポーカーゲームやヌーラボによるオンラインドローイングツール「+Cacoo」などが利用できる。
開発者は、自社サイトにハングアウトアプリへのリンクボタンを設置しておくことで、クリックしたユーザーにすぐにGoogle+で利用してもらえるようになる。1度利用されたアプリは、ユーザーのハングアウトページの「アプリ」の「最近」タブに登録される。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.