Facebookが、位置情報を利用するモバイルアプリメーカーGlanceeを買収した。
米Facebookが位置情報利用のモバイルソーシャルアプリの米Glanceeを買収した。Glanceeが同社のWebサイトで明らかにした。買収総額などの詳細は公表されていない。
Glanceeは2010年創業の、カリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置く非公開企業。米AppleのiOSおよび米GoogleのAndroid向けに位置情報利用のアプリを提供していた。Facebookの友達が近くに来たり、近くのイベントに参加すると通知し、それらの友達とチャットすることもできる。
Glanceeは、「メンロパークのFacebookチームに参加し、9億人のFacebookユーザーにすばらしい製品を提供できるようになって非常にうれしい」と語った。アプリの提供を継続するかどうかは明示していないが、Glanceeのページにはユーザーデータのダウンロードツールへのリンクが表示されており、Google Playからは既にアプリが削除されている。
株式公開を5月18日に控えたFacebookは、モバイルサービス強化を目的に関連企業を買収している。昨年12月には位置情報サービスの米Gowallaを、2012年に入って米Instagramやモバイルクーポンサービスの米Tagtileなどを買収している。
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