「Project Glass」チームのメンバーが、プロトタイプ端末で手を使わずに撮影した写真をGoogle+で公開した。
米Googleの電脳メガネプロジェクト「Project Glass」チームは5月8日(現地時間)、プロトタイプのメガネから撮影した写真をGoogle+で公開した。
写真は、チームリーダーの1人であるセバスチャン・スロン氏が息子のジャスパー君の両手をつかんで回転させているところを手を使わずに撮影したもの。プロジェクトチームはGoogle+で、どんなシチュエーションの写真を撮りたいかコメントをしてほしいとしており、200以上寄せられたコメントの中には、「自分の子どもの自然な状態(カメラを向けるとポーズをとってしまう)」や「自転車で走行中に見た景色」などを撮影したいという意見があった。
スロン氏はGoogleのシークレットプロジェクト「Google X」でProject Glassと自動運転カーにたずさわっている。同氏は4月25日に米国の人気インタビュー番組「チャーリー・ローズ・ショウ」に出演した際も司会のローズ氏の写真をプロトタイプメガネで撮影している。
Googleが4月5日に発表したProject Glassは透過型ディスプレイ、マイク、カメラで構成されており、音声の命令での写真撮影、メール送信、音楽再生などができる。具体的な製品化の時期や価格についてはまだ公表されていない。
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