Project Glassのトピック、あれこれ海外モバイルニュースピックアップ

» 2012年04月10日 14時30分 公開
[中野恵美子,ITmedia]

Googleの「Project Glass」、専門家の意見は

 Googleの「Project Glass」の紹介映像を専門家が見た場合、どう思うのだろうか――という記事をTechnology Reviewが掲載している。神経生物学者で『The Vision Revolution』の著者であるMark Changizi氏が質問に答えている。

 Changizi氏によれば、グラフィックは映像のように目の前に浮いているようには見えない、とのこと。なぜなら、片目にしか表示されないからだ。どちらかというと、視界の中に常に入っているが、半透明な存在である鼻のような感じの見え方をするらしい。また、片目にしかディスプレイされない点については、我々は常日頃、非対称な視野に慣れているので不快感はないとのこと。

 テキストを読むには、視野の中心にある窩の前に表示される必要があるため、映像のようにはいかないようだ。それよりはむしろ、顔の一部が見えている視野の周辺部(鼻、頬、額の眉の辺り)の方が容易に認識できるそうだ。また、そうした部分に表示されることで、ケータイ端末の表示を「見る」のとは異なり、より感覚的に情報を捉えることが可能になるそうだ。

 とはいえ、欧米人よりも顔面起伏の乏しい民族の場合はどうなのだろうか……。個人的に非常に気になります。

有名人が“Project Glassデバイス”を装着したら

 Mashableが、Googleの「Project Glass」デバイスを有名人が装着したら――というユーモラスな記事(というか画像)を掲載している。ウイリアム王子とキャサリン妃、レディ・ガガ、ジョージ・タケイ、オバマ大統領などなど。もちろん合成写真だが、似合っている人もいれば、微妙な人も……。自分がかけたらどう見えるか想像したり、合成してみたりすると楽しいかも?

「Project Glass」がMSのプロジェクトだったら?

 「Project Glass」がGoogleではなく、Microsoftのプロジェクトだったら――。そんな映像をGeekWireなどが紹介している。Microsoftに対してフェアとはいえない内容な上、現在のWindowsの体験性を反映してはいないが面白い、とのこと。実際、昔のWindowsを知っている人なら吹き出すこと請け合いだ。よくできたApple版パロディも登場するかな?

被災者救助にスマホアプリ活用

 英国政府が、災害被害者の救助にビデオゲーム技術やwitterのフィード、スマートフォンアプリを採用する予定だと、The Observerが紹介している。

 地震や洪水、飢饉などの救助作業で、ソーシャルネットワーク技術をもっと活用しようというプランの一環で、携帯電話と衛星技術を生存者の追跡と救助に利用するほか、Twitterやソーシャルメディアチャネルを使って医学的な問題に関するアドバイスなどを提供する。またゲーム技術を使用して、災害時の対応をトレーニングなども行う計画だという。

督促は電話からケータイメールに? 返済率がアップ

 督促電話はケータイメールに置き換えられ、遠からずなくなるかもしれない――という調査結果がBusiness Insiderで紹介されている。

 全米経済研究所による最近の報告によれば、返済を求める連絡は、電話よりも携帯メールの方が金融業者との個人的な結びつきが感じられるため、債務者は無視しにくいそうだ。フィリピンで実験したところ、実際に電話よりもテキストの方が、期日通りに返済される割合が6%上昇したという。

 メッセージに融資担当者の名前を含めるのもポイント。そうすることで「借りがある」という感覚が、より強くなるという。メールの方が安価で済むという利点もあり、遠からず銀行も電話より携帯メールを多用するようになるかもしれない、としている。

ショートメッセージを送るとコーヒーを用意するエスプレッソマシン

 SMSメッセージを受けとるとコーヒーの準備をしてくれるエスプレッソマシン「Textspresso」を、Vergeなどが紹介している。

 ZipWhipが製作したもので、出勤途中にメッセージを送っておくと、オフィスに着いた時にはコーヒーが用意されている、という寸法。映像を見れば分かる通り、若干うるさいのが難点だが、Xbox 360コントローラーにも対応しているし、ちゃんとマグをつかんでコーヒーをいれてくれるし、なかなか面白い。一般向けに販売する予定は今のところないそうだ。

カージャックの被害者、Twitterのおかげで無傷で救出

 カージャックの被害者が、Twitterのおかげで助かったという記事をThe Vergeなどが掲載している。ヨハネスブル北西のHoneydewをドライブ中に襲撃された被害者は、襲撃者が携帯電話を取り上げるのを忘れたため、閉じ込められたトランク内からガールフレンドにメールを送信。彼女がTwitterで救いを求めたことから、最終的に無傷で救出された。

 ガールフレンドのツイートを広めることに貢献したのは、普段、警察のスピード違反取り締まり情報などを流している人だそうだ。

BlackBerryイベントの傷害事件、被害者亡くなる

 Research In Motionが4月3日の晩(現地時間)、ロンドンのクラブで開催したBlackBerryイベントで37歳の男性が刺された事件はすでにお伝えしたが、残念なことに被害者は8日の朝、亡くなったそうだ。

 犯人は現場ですぐに逮捕され、割れたボトルで首を刺されたPhillip Sherriffさんは、病院に緊急搬送されたものの、当初から危険な状態だった。初期の報道では単にパーティのゲスト、とされており、Telegraphあたりではその後も電気通信関係の仕事をしている人と説明していたが、RIMのUK Twitterページのメッセージによると、SherriffさんはRIMの社員だったようだ。ご冥福をお祈り致します。

インド政府、BlackBerryメールのモニタリングシステムを準備

 インド政府が、暗号化したBlackBerryメールおよびBBMサービスをモニタリングするシステムを準備しており、すぐにも稼働可能になるというIndia Todayの記事を、The Vergeが紹介している。

 これは犯罪行為が疑われた場合、インドのRIM端末ユーザー100万人のデータに、政府が「合法的にアクセス」することを可能にするシステムで、容疑者の情報にアクセスするには、警察はUnion Home Ministryに許可を取った上で、通信オペレーターかRIMに要請する必要があるという。なお同システムはBlackBerry Enterpriseサービスには適用されない。

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