「Appleよ、これが『Air』の正解だ」 HONORから「Magic8 Pro Air」登場:山根康宏の海外モバイル探訪記

» 2026年02月18日 14時45分 公開
[山根康宏,ITmedia]

 2025年、最も期待外れだったスマホの1つともいわれているのが超薄型モデルです。Samsung、Appleが先行して発売しましたが、爆発的なヒットにはなりませんでした。

 他メーカーも追随して参入を進めており、「二の舞になるのではないか」との心配の声も挙がっています。ところが、HONORが2026年1月に発表した「Magic8 Pro Air」は、完成度が高く「薄型スマホはこれだ!」といえる製品として評判です。

photo HONOR Magic8 Pro Air

 本体サイズは約150.5(幅)×71.9(奥行き)×6.1(高さ)mmで、重さは約115gです。iPhone Airの約156.2(幅)×74.7(奥行き)×5.64(高さ)mm、重さ約165gと比べると厚さは負けていますが、重量はさらに軽くなっています。ただし、ディスプレイサイズは6.31型で、iPhone Airの6.5型より小さいため、これくらいの重量減は当然といえるでしょう。

photo ディスプレイはiPhone Airより小さい

 プロセッサには、MediaTekの最上位モデルである「Dimensity 9500」を搭載している。カメラはなんとトリプル仕様で、しかも高性能。約5000万画素の広角、約6400万画素の3.2倍望遠、約5000万画素の超広角です。驚くべきことに、インカメラまでもが約5000万画素という高画素仕様です。

photo キーカラーはあえてのオレンジ

 AppleやSamsungが「薄いからスペックは我慢して」といった仕上げにしているのに対し、HONORは「薄くてもバリバリ使ってね」という性能になっているわけです。そもそもHONORの「Magic」シリーズは同社のフラグシップラインです。その名前を冠しているわけですから、性能が高くて当然なのです。

photo カメラ性能に妥協はない

 バッテリーは5500mAh、シリコンカーボンです。80Wの有線と50Wの無線充電にも対応します。最近は各社が7000mAhや8000mAhのバッテリーを搭載することが当たり前になっていますが、5500mAhは、以前であれば大容量と呼ばれた数値です。

photo 薄さはiPhone Airの勝利だがバッテリー容量は大きい

 中国のHONOR店舗で、実機を操作しながらスタッフと話をしたのですが、性能に妥協がないことで結構な人気製品になっているとのこと。自分もこのサイズ感ならポケットに収まりやすく、片手でもスムーズに取り回せるため、かなり気に入りました。薄型モデルにおける1つの正解が、Magic8 Pro Airかもしれません。なお価格はメモリ構成が12GB+256GBで4999元(約11万1000円)です。

photo HONORのAIサービスも軽快に動いた

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