「IBM SmarterCloud Enterprise+」の米国およびドイツのデータセンターからサービス提供を開始した。日本のデータセンターは8月からとなる。
日本IBMは5月15日、マネージド型IaaS「IBM SmarterCloud Enterprise+」サービスの提供を発表した。米国およびドイツのデータセンターからサービスを提供しており、日本のデータセンターでも8月から提供を始める。
同サービスは、IaaSとしての機能の提供に加え、セキュリティ対策を含むITILに基づいた運用サービスも提供するもの。どのデータセンターでも同じサービスを同じ条件で利用できる。自社運用や従来のホスティングサービスを利用する場合に比べて数十%以上のコスト削減を得られるという。
IBMはSAPなど業務アプリケーションベンダーとの協業も推進しており、IBM SmarterCloud Enterprise+のサービス上でSAPのアプリケーションが稼働できる「SmarterCloud for SAP Applications」も開発、2012年後半に日本のデータセンターからサービスを提供する予定。
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