iOSより一足遅くなったAndroid版Google+のアップデートでは、ハングアウト開始や投稿を後から編集できる機能、左右スワイプでのストリーム切替など、iOS版にはない新機能が盛り込まれた。
米Googleは5月25日(現地時間)、Android版Google+アプリをアップデートしたと発表した。一足先にiOSアプリをアップデートした際に約束した通り、iOSアプリより便利な機能が幾つか追加された。
iOS版とは微妙に違うユーザーインタフェース(UI)になっている。
従来のホーム画面はなくなり、その役割は画面左上の「<」をタップすると表示される「ナビゲーションリボン」にまとめられた。アプリを起動するとストリームが表示され、メッセンジャーやサークルに移動するにはナビゲーションリボンを開いて選択する。
ストリームのデザインはiOSアプリと同じように画像や動画が画面の左右いっぱいに表示されるようになり、テキスト、+1とコメントのアイコンが画像や動画の上に重ねて表示される。
ストリーム上の投稿をタップすると個別の投稿の表示に切り替わり、この画面で投稿の全文を表示し、コメントを入力できる。
iOS版にはない新機能として、ビデオチャットのハングアウトをAndroid端末で開始できるようになった(これまでは参加はできても開始はできなかった)。ナビゲーションリボン(日本語化されていない)の「Hangout」をタップし、参加メンバーを追加することでハングアウトを開始できる。また、ハングアウトに招待されると音声やバイブで通知する。
また、ストリームに投稿した投稿を、後から編集できるようになった。これは、iOS版だけでなく、デスクトップからもできないことだ。自分の投稿をタップし、メニューから「編集」を選ぶと編集画面になる。
Google+上の写真を直接端末にダウンロードして壁紙にする機能も追加された。
ストリームをサークル別に表示する機能は、iOSでは画面上部の中心にある「▼」のプルダウンメニューでサークルを選ぶようになっているが、Android版ではまずメニューの「サークルを選択」で表示するサークルを選択しておくと、左右のスワイプで表示するストリームを選べる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.