カシオ計算機はIBMのシステム製品とRed Hatの仮想化製品を組み合わせてグローバルIT基盤を強化した。
カシオ計算機はグローバルIT基盤を強化し、自社のインフラストラクチャをクラウド対応するために新たなシステムを導入した。米Red Hatが6月27日に発表した。
カシオが採用したのは、オープンソースのカーネルベース仮想マシン(KVM)ハイパーバイザをベースとする仮想化環境向け管理製品「Red Hat Enterprise Virtualization」と、Linuxディストリビューション「Red Hat Enterprise Linux」、IBMのシステム製品「BladeCenter」を組み合わせたもの。これにより、カシオの事業開発部門におけるグローバルIT基盤を最適化し、ITインフラをクラウド環境に対応できるようになるという。
加えて、コスト削減や調達にかかる時間の短縮を実現し、ビジネス課題にも適応することが可能になったとしている。
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