IBM、PowerLinuxにエントリーモデルを投入

ソリューションパートナーの3社が「コンピテンシーセンター」も開設する。

» 2012年07月11日 13時13分 公開
[ITmedia]

 日本IBMは7月11日、Linuxサーバの新製品「PowerLinux 7R1」を発売した。4月発売の「PowerLinux 7R2」に比べて搭載プロセッサ数を半分(3.55GHz、8コア32スレッド)にし、100ボルト電源に対応したエントリーモデルとなる。

PowerLinux 7R1

 機能面ではPowerLinux向け仮想化機能「PowerVM for PowerLinux」の利用により、仮想サーバを1プロセッサコア当たり最大10台、1サーバ当たりでは最大80台まで稼働できる。PostgreSQLを用いた小規模なデータベースや、Apache Tomcatによるアプリケーションサーバ、また、これらを仮想サーバで複数稼働するといった用途に適している。

 最小構成での価格は103万300円(税別)。7月20日から出荷を開始する。またPowerLinuxのソリューションパートナーとなる福岡情報ビジネスセンター、ウチダスペクトラム、AITがPowerLinuxの検証作業や移行支援などを行う「コンピテンシーセンター」を8月1日に開設する。

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