Nokiaが、“一眼レフ並み”のカメラや無線充電機能を備える次期Windows Phone 8のフラッグシップモデル「Lumia 920」を発表した。
フィンランドのNokiaと米Microsoftは9月5日(現地時間)、ニューヨークで開催した記者発表イベントで、Microsoftの次期モバイルOS「Windows Phone 8」搭載の新スマートフォン「Lumia 920」と「Lumia 820」を発表した。
発表イベントにはMicrosoftのスティーブ・バルマーCEOやWindows Phone Program Management担当副社長のジョー・ベルフィオーレ氏も登壇した。
スペックなどはほぼうわさ通り。無線充電規格Qi(チー)採用の充電器「Charging Plate」が付属する他、米Fatboy製の「Charging Pillow」、端末内の音楽を聴きながら充電できる米JBLのスピーカー+充電器「PowerUp Wireless Charging Speaker」などの周辺機器もある。
また、英Virgin Atlanticのヒースロー空港にあるクラブハウスラウンジと、米カフェチェーンThe Coffee Bean & Tea Leafの米国内の一部のカフェに充電器を設置するという。
発売の時期や地域、価格は発表されなかった。なお、Windows Phone 8のリリース時期もまだ発表されていない。Microsoftの次期OS「Windows 8」の発売日10月26日前後になるとみられている。
Lumia 920は「Lumia 900」の後継となる、4.5インチのフラッグシップモデル。最大の特徴は、同社のPureView技術を採用した870万画素のカメラだ。“一眼レフカメラ級”の機能を持つとしている。本体カラーは、Lumia 900のカタログカラーだった青はなくなり、黄、赤、グレイ、白、黒の5色。
Lumia 820は「Lumia 800」の後継モデル。ディスプレイは4.3インチで、カメラやバッテリー持続時間などがLumia 920より低いスペックのエントリーモデルになっている。本体は無線充電用のケース「Wireless Charging Shell」が付属しており、このケースのカラーは赤、黄、グレイ、青、紫、白、黒の7色。
スペックは詳細記事を参照のこと。
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