Webサイトオーナーは、@Anywhereで埋め込んだフォローボタンや「Tweet Box」を12月6日までに「Twitter for Websites」に移行する必要がある。
米Twitterは9月6日(現地時間)、WebサイトにTwitterのフォローボタンやTwitter投稿ツールを埋め込めるサービス「@Anywhere」の提供を終了すると発表した。今後、WebサイトにTwitter機能を埋め込むサービスは「Twitter for Websites」に統一する。
現在、@Anywhereを使っているWebサイトは、2012年12月6日までにTwitter for Websitesに移行する必要がある。
@Anywhereは、同社が2010年4月に発表したWebサイトオーナー向けのサービス。Webページ内のTwitterアカウント名に自動でリンクをはったり、フォローボタンを設置することができる。このサービスでは、Twitterが前日に発表した「Developer Display Requirements」の表示ルールから外れる機能を追加できてしまうことが、終了の理由のようだ。
Twitter for Websitesでは、TwitterがDeveloper Display Requirementsで規定した通りのフォローボタン、ツイートボタンを設置でき、@Anywhereと同様にページ内のTwitterアカウント名にリンクをはることもできる。ただし、@Anywhereの機能の1つ「Hovercards」に代わるものはない。Hovercardsは、アカウント名にカーソルを合わせるとそのアカウントのアイコンと短いプロフィール、フォローボタンがポップアップ表示されるという機能だ。
同社は前日、従来のSearch APIとAPIのバージョン1.0ベースで構築したタイムライン表示ウィジェットのサポートを2013年3月5日に打ち切ることも発表した。それ以降もWebページにTwitterのタイムラインを表示したい場合は、「Embedded Timelines」に移行する必要がある。
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