Chrome for Androidの最新版では、Androidに特有の問題も含めて計7件の脆弱性に対処した。
米Googleは9月12日、Android向けWebブラウザChrome安定版のアップデートを公開し、セキュリティ問題と安定性の問題に対処した。Google PlayおよびAndroid 4.0(Ice Cream Sandwich)以降の端末に搭載されたGoogle Play Storeを通じてダウンロードできる。
Googleのブログによると、最新版の「Chrome for Android 18.0.1025308」では計7件の脆弱性に対処した。危険度はいずれも中程度だが、「Android APIがJavaScriptに露呈される」「悪質なローカルAndroidアプリによってcookieが盗まれる」など、Androidに特有の問題も含まれる。
今回の脆弱性は、日本人と思われる「テラダ・タケシ氏」など2人の研究者が発見したもので、1件につき500ドルの賞金が授与された。
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