9月19日のiOS 6リリース、10月のiTunesアップデートに先立ち、クラウドサービスにMacやPCからアクセスする「iCloud.com」をアップデートした。
米Appleのクラウドサービス「iCloud」のWeb版(iCloud.com)が新しくなっている。公式なプレスリリースはないが、米ブログメディアの9TO5MACが9月13日(現地時間)に伝えた。
ホームページに、「リマインダー」と「メモ」が追加された。これらはそれぞれ、iOS端末にプリインストールされているアプリと連係し、例えばiPhoneの「リマインダー」で入力した項目をMacやPCのWebブラウザで開いたiCloud.comで確認できる。従来はリマインダーはカレンダーの機能に組み込まれていたが、独立した。
この他、カレンダーやMailのデザインが変更になった。
なお、iOS 6の「マップ」はGoogle MapsではなくApple独自の地図エンジンが採用されるが、iCloudの「iPhoneを探す」の地図は(今のところ)Google Mapsのままだ。
iCloudは、Appleが2011年6月に発表した無料のクラウドサービス。MobileMeに代わるAppleのオンラインサービスのハブとして、Apple IDアカウントを持つユーザーにさまざまなサービスを提供する。
10月にバージョン11にアップデートするiTunesでは、iTunes Storeで購入したコンテンツをiCloud経由ですべての端末から視聴できるようになる。
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