ガードルはいて、尻あげて。見えないところで努力しているんです。
こんにちワコール、下着屋さん。
先日はじめてワコールのお店というのに行きましてね、私とってもビックリしたのです。何にビックリしたのかは後半で、まずはITmedia オルタナティブ・ブログ週間アクセスランキングでーす。
ワコールのお話なんですけど。
私の知っている下着屋さんというのは、扱っているものの素材にレースやフリルが多かったり、店内が女性ばっかり(たまにつきそいで来ている男性もあり。あれ困るんだよなあ)ということもあって、ドリーミーな雰囲気のところが多かったのです。でもワコールは違った。
ワコールにはアッチの肉を寄せ集めコッチの肉を持ち上げるための、どう装着するのか皆目見当もつかない商品がたくさん並んでいたのです。そこにあるのは現実、現生の利益、効率、効能などなど。機能優先でドリーミーな要素なぞありません。
おりしも店内はガードルフェア。「ニの尻あげてマイナス5歳」「水陸両用」「後ろ姿キレイ」などのキャッチフレーズを付けられた、戦闘服のようなスゴイ商品の数々が陳列されていたのです(男性の皆さん、ガードルって分かりますか? ガチッとしたデカパンのようなものです)。
そこで思ったのは日本のメーカーってすごいなーということ。努力と研鑽の結果すごい技術を編み出し、それを予想外の形で世に送り出す。家電メーカーがお得意なアレは、日本のお家芸なのかもしれないなあ。
で、私はどうしたかっていうと、あまりのことに貧血を起こしかけ、下を向いてスゴスゴと退散したわけです。何も買わずに。そして家に帰ってからそーっとWebサイトで見直している次第です。だってニの尻あげてマイナス5歳、気になるんだもん。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.