日立は、大規模環境向けストレージで提供していた機能を中規模環境向けのユニファイドストレージにも搭載した。
日立製作所は9月26日、中規模環境向けユニファイドストレージの新製品「Hitachi Unified Storage VM」を発表した。同日から出荷を開始している。
新製品は、複数のストレージボリュームを仮想的に統合し、最大96ペタバイト容量のストレージシステムとして利用できる。同社が大規模環境向けストレージで提供するストレージデバイス仮想化機能や、遠隔地のストレージにデータを高速転送するリモートコピー機能、ボリューム容量仮想化機能などを搭載しており、実績あるこれらの機能が中規模環境のストレージシステムでも利用できるようになる。
また、オプションのファイルモジュールを利用することで、ブロックデータとファイルデータを1つのシステムに格納できるようになるほか、一元的な管理が可能な「Hitachi Device Manager」を標準搭載している。
製品価格は2902万2000円から。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.