“声が出なくなった”Googleのラリー・ペイジCEOが公の場に復帰

「声が出なくなった」として6月から業績発表の記者発表や開発者カンファレンスに登場しなくなっていたGoogleのラリー・ペイジCEOが久しぶりに公の場に姿を見せた。

» 2012年10月18日 10時50分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 6月から“声が出なくなった”として公の場に姿を見せなくなっていた米Googleのラリー・ペイジCEOが10月16日(現地時間)、アリゾナ州で開催の同社ビジネスパートナー向け年次カンファレンス「Zeitgeist America 2012」で登壇し、約40分にわたって同社の取り組みについて語った。

 page 久しぶりに姿を見せたラリー・ペイジCEO(中央)

 同氏についてはエリック・シュミット会長が6月に「声がでなくなったので公的な場には当面出ない」と説明し、ペイジ氏は6月の開発者会議Google I/Oにも、7月の業績発表にも登場しなかった。

 同氏は16日、カンファレンス参加者からの「声はもう大丈夫なのか」という質問に対し、「まだ少しかすれるけれど、こうしてここに来られてうれしい」と答えた。動画を見ても、同氏は少しかすれた声で、静かに話している。

 AppleのiOS 6向けにGoogleマップアプリをリリースするのかという質問には、シュミット会長同様に明確には答えなかったが、「他のプラットフォームのユーザーにも是非マップを提供したい」と語り、「私たちが(地図サービスのために)7年間苦労したことに人々が気付きはじめてくれて良かった」といい添えた。

 米CNNのキャンベル・ブラウン氏によるインタビューの模様が公式チャンネルで公開されている。

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