台湾の光海底ケーブル建設を受注 NEC

NECは台湾の中華電信から新たな光海底ケーブル建設を受注した。

» 2013年01月28日 16時51分 公開
[ITmedia]

 NECは1月28日、台湾最大の通信事業者である中華電信股有限公司から、台湾国内の光海底ケーブル「台澎金馬第三海纜(通称:TPKM3)」のケーブル建設を受注したと発表した。

海底ケーブルの敷設ルート 海底ケーブルの敷設ルート

 今回受注したのは、台湾北部の桃園と馬祖の2都市を結ぶケーブルと、台湾南部の台南から澎湖を経由して台湾海峡を越えた金門の3都市を結ぶケーブル。総距離約510キロメートルの光海底ケーブルを供給し、約13カ月で敷設工事を行う予定だ。NECは2000年9月にも同様の無中継光海底ケーブル「TPKM2」を納入している。

 NECは、米Tyco Telecommunications、仏Alcatel-Lucentとともに世界の三大海底ケーブルベンダー。

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