シスコ、ビジュアルコラボレーションソフトのVDI対応を発表

「Cisco Jabber」をシンクライアント端末や仮想デスクトップ環境でも利用するためのソフトウェアを新たにリリース。2013年中に対応プラットフォームの拡充を進める。

» 2013年02月12日 14時55分 公開
[ITmedia]

 シスコシステムズは2月12日、ビジュアルコラボレーションソフトウェア製品「Cisco Jabber」での仮想環境への対応を発表した。このためのソフトウェア「「仮想化エクスペリエンス メディアエンジン」を新たにリリースし、2013年中にサードパーティーのシンクライアント端末や仮想デスクトップ環境への対応を進める。

 Cisco Jabberは、プレゼンスやインスタントメッセージング、音声/ビデオ通話などのコミュニケーション機能を統合したクライアントソフトウェア。PCやスマートフォン、タブレット端末などで利用できる。仮想化エクスペリエンス メディアエンジンを利用することで、仮想化されたクライアント環境でもCisco Jabberを利用できるようになる。

 まず同社のシンクライアント製品「仮想化エクスペリエンスクライアント 6215」で利用できるようになる。その後はDell Wyse Z50Dへの対応を予定し、WindowsベースのシンクライアントやWindows PCにも対応していくという。

 また同社はJabraおよびLogitechと共同開発した専用アクセサリも発表。キーボードやハンズフリーのスピーカーフォン、コードレス ハンドセットなどを使ってJabberによるコミュニケーションが行える。

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