「Windows 8.1(コードネーム:Windows Blue)」は無料アップデートと正式発表

Microsoftが、次期Windowsアップデートの正式名称は「Windows 8.1」で、年内にWindows Store経由で無料で行うと発表した。Windows 8だけでなく、Windows RTも対象になる。

» 2013年05月15日 05時35分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftは5月14日(現地時間)、「Windows Blue」と呼ばれている次期OSアップデートの正式名称が「Windows 8.1」で、年内にユーザーに無料で提供すると正式に発表した。Windows 8およびWindows RTが対象になる。

 store インストール済みのアプリに更新があるとタイルの右下に通知が表示される

 アップデートは「Windows Update」ではなく、Windows 8用アプリストア「Windows Store」経由で行われる。デフォルトで自動更新が有効になっているWindows Update経由ではないため、ユーザーはアップデートのタイミングを自分で決めることができる。

 Windows 8.1のパブリックプレビュー版は、6月26日から開催のBUILD 2013で公開される。正式版公開の具体的な日程はまだ不明だが、ホリデーシーズンには間に合うようだ。

 Windows 8.1は「OEMパートナーがコンシューマーおよびビジネスユーザーのニーズに合った次世代のPCやタブレットを提供するのを助ける」という。同社は現行製品より小型のWindowsタブレットが登場すると予告している。

 Windows 8.1は、昨年10月に発売されたWindows 8にとって初のメジャーアップデートになる。Windows 8の累計販売本数(アップデートとOEMへの販売を含む)は5月7日の段階で1億本を超えた。また、Windows Storeへの登録アプリ数は7万本を超えた。

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