Microsoftが、WebメールサービスOutlook.com内で、Googleアカウントユーザーとのテキストチャットを可能にする機能が数日中に利用できるようになると発表した。
米Microsoftは5月14日(現地時間)、WebメールサービスOutlook.comでの米Googleのユーザーとのテキストチャットを可能にしたと発表した。この機能は向こう数日中にすべてのOutlook.comユーザーが利用できるようになる見込み。
Outlook.comでは既に、FacebookやSkypeの連絡先とOutlook.com内でのチャットが可能だ。MicrosoftはGoogleのAPIを利用することでGoogleアカウントユーザーとのチャットも可能にしたという。
この機能が利用できるようになると、Gmailユーザーからメールを受信した際、以下のような通知が表示され、これをクリックすることでGoogleアカウントの連絡先がインポートされる。
インポートが完了すれば、受信トレイでのテキストチャットができるようになる。また、クラウドストレージサービスのSkyDriveでGoogleアカウントユーザーとドキュメントを共有している場合も、SkyDrive内でGoogleアカウントユーザーにメッセージを送信できるようになる。
Microsoftは、「GmailからOutlook.comに移行したユーザーの中には、まだGmailにとどまっている友人とチャットしたい人もいると聞いて」この機能を追加したと説明している。
Googleは15日から開催の年次開発者会議「Google I/O」で、Google TalkやGmailのチャットなど、複数のメッセージング機能を統合した新たなメッセージング機能を発表するとみられている。
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