「Surfaceは製造過多だった」──社内集会でスティーブ・バルマーCEOが認める

Microsoftのスティーブ・バルマーCEOは7月24日に本社キャンパスで開催した社員集会で、Surface RTは“作り過ぎた”と語り、性能を改善したSurfaceの新モデルをテスト中であることを明らかにしたと米メディアが報じた。

» 2013年07月29日 07時06分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 「販売できるより少し多めの台数を製造してしまった」──米Microsoftのスティーブ・バルマーCEOが7月24日(現地時間)、本社キャンパスで開催した社員集会でこう語ったと、The Vergeが報じた。

 この発言は、「Surface RT」に関するもの。昨年10月に発売されたSurface RTは、6月ごろから世界各国で値下げされた。Microsoftは18日の4〜6月期業績発表で、Surfaceの在庫評価額引き下げで9億ドルを計上したことを明らかにしている。

 surface Surface RTの各モデルは日本でもすべて1万円値下げされた

 Neowinによると、バルマー氏はこの集会で、性能を改善した次世代Surfaceをテスト中であることを発表した。

 Windows端末全体についても、期待したほどには売れていないとし、9月の新学期とホリデーシーズンにWindows 8およびWindows 8.1搭載の新製品がそろうよう注力していると語った。Windows 8.1のOEM向けRTMは8月にリリースする予定だ。

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