リバーベッドテクノロジーは、サーバおよびデータ統合のための新ソリューション製品「Riverbed Granite」ファミリーを発表した。
リバーベッドテクノロジーは7月29日、WAN経由での通信を高速化してサーバやデータ統合を支援するというソリューション製品「Riverbed Granite製品ファミリー」を発表した。最新版ソフト「Granite2.5」と専用アプライアンスの「Steelhead EX」を組み合わせたもので、大規模企業の支社やデータ集中型アプリケーションといった領域に適用できるという。
新ソリューションは、WAN高速化においてデータセンター内へのストレージへの接続を高速化するもの。同社がユーザー体験を損なうことなく、企業の支社からサーバとデータを取り除き、データセンターでの集中管理を実現すると説明する。
最新版ソフトでは従来のiSCSIに加えてファイバチャネルもサポート。また、自動スナップショット機能やデータセンター向けバックアップ/リカバリソフト製品との連携によりデータ保護も向上させたという。これらの強化された機能について、2012年にEMC VMAXストレージの相互運用性においてEMCから認定を取得しており、2013年6月にはEMC VNXストレージとの相互運用性でも認定を取得している。
Graniteソフトウェアを稼働させるアプライアンスは、新型のSteelhead EX 1360のほか、既存のSteelhead EXでも可能。新型はストレージキャッシュ容量が4テラバイトから10テラバイトに拡充され、パフォーマンスをさらに強化できるとしている。
新製品の一般発売は2013年第3四半期を予定している。
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