A10ネットワークス、中小オフィス向けにADC3モデルを投入

アプリケーションデリバリーコントローラの新製品「Thunder 3030S/1030S/930」を発表した。

» 2013年07月30日 14時31分 公開
[ITmedia]

 A10ネットワークスは7月30日、中小オフィス向けアプリケーションデリバリーコントローラ(ADC)の新製品「Thunder 3030S/1030S/930」を発表した。8月5日に受注を開始する。

 新製品は、1ラックユニットのコンパクトな筐体サイズ。レイヤ4〜7のアプリケーション配信やグローバルサーバーロードバランシング機能、仮想化でマルチテナントサービスを構成するアプリケーションデリバリーパーティション機能などを搭載する。

 またセキュリティ対策ではWebアプリケーションファイアウォールや、DNSアプリケーションファイアウォール、DDoS(大規模サービス妨害)攻撃防御、SSL通信解析、事前認証を行うアプリケーションアクセス管理などの機能を持つ。OpenFlowコントローラ製品との連携やキャリアグレードNAT、IPv6への移行技術にも対応する。

 製品ラインアップは同時接続数が毎秒75万CPSの企業向け「Thunder 3030S」、同45万CPS小規模企業向けThunder 1030S、同20万CPSのエントリー向け「Thunder 930」。税別販売価格は、それぞれ579万9000円、349万9000円、189万9000円で、8月末に出荷を開始する予定となっている。

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