KDDIとCisco、ユニファイドコミュニケーションサービスを展開

2社は中堅企業を対象に、クラウドベースのユニファイドコミュニケーションサービスを提供する。

» 2013年09月09日 13時56分 公開
[ITmedia]

 KDDIとシスコシステムズは9月9日、中堅企業向けに仮想PBXサービスをベースとした「ユニファイドコラボレーションソリューション」の提供を開始した。企業での「働き方変革」をサポートするとしている。

 同ソリューションは、KDDIの「KDDI クラウドプラットフォームサービス」「仮想PBXサービス」「ビジネスコールダイレクト」などのサービスに、シスコの「Cisco WebEx」「Cisco Jabber」などサービスや製品機能などを統合し、マルチデバイスに対応可能なシステムの構築から運用までをワンストップで提供する。

 両社ではソリューション提供に際して、音声サービスやネットワークの業務経験を持つ従業員で構成した専任チームを組織化。セミナー開催などのマーケティング活動を中心に、ビジネスコミュニケーションに課題を抱える企業に対応するとしている。

 ソリューションを利用する企業では、例えば、外出時にスマートフォンのアドレス帳から社内の連絡相手の在席状況を確認して、インスタントメッセージや内線などで通話をしたり、タブレットで資料閲覧しながらビデオ会議を開催したりできる。時間や場所、用途や相手の状況に応じて最適なデバイスを利用したビジネスコミュニケーションが可能になるという。

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