iOS 7にアップデートしても使えないのはどの機能?

iPhone 4やiPad 2などの旧モデルもiOS 7にアップデートできるが、すべての機能を利用できるわけではない。端末によって使えない機能をまとめた。

» 2013年09月11日 05時20分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Appleは9月10日(現地時間)、次期モバイルOS「iOS 7」を9月18日に公開すると発表した。アップデートできる現行端末は以下の画像の通りだ。

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 iPhone 4とiPad 2以外は、9月18日にダウンロードできる(この2機種の具体的なアップデート期日はまだ不明)。

 iOS 7は同日発表された「iPhone 5s」に搭載される64ビットの新プロセッサ「A7」に最適化されているが、もちろん32ビット互換だ。2010年発売のiPhone 4もサポートするのはかなり良心的だが、当然利用できない機能もある。

 AppleのiOS 7のページで明らかにしている、機種によって利用できないiOS 7の機能をまとめてみた。表では利用できる機能に○が付いている。iPad 2は全滅だが、この表にあるもの以外の新機能は使えるということだ。なお、表中の「iPod touch」は「iPod touch 第5世代」のことだ。

端末別、iOS 7の利用できない機能(新モデルのiPhone 5sとiPhone 5cは除く。利用できる機能に○を付けた)
モデル名 iPhone 4 iPhone 4S iPhone 5 iPad 2 iPad mini iPad Retinaディスプレイモデル iPod touch
パノラマフォーマット
スクエアとビデオのフォーマット
スワイプ撮影
カメラのフィルタ
写真のフィルタ
AirDrop(要iCloud) (第4世代は○)
Siri

 また、iOS 7では従来有料だったiWork、iPhoto、iMovieが無料になるが、これらを無料でダウンロードできるのは、2013年9月1日以降にアクティベートした端末のみだ。

 なお、日本では、(少なくとも公開時点では) 新しいストリーミング音楽サービス「iTunes Radio」は提供されない。この他、Appleの「iOS 7で利用できる機能」ページによると、以下の機能も利用できない。

  • マップの渋滞状況
  • マップのビジネスレビュー&写真
  • Siriのレストラン・映画レビュー
  • Siriの音声の男女切り替え(当初は米国の英語、仏語、独語のみで可能)
  • Siriのレストラン予約
  • Siriの上映時間表示

変更履歴:パノラマフォーマットがiPhone 4Sに非対応としていましたが、対応します。お詫びして訂正します。[2013/9/11 8:00]



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