iOSおよびAndroid版Twitterアプリに、パーソナライズしたお勧め情報をプッシュ通知する機能が追加された。
米Twitterは9月24日(現地時間)、iOSおよびAndroid向け公式アプリに、パーソナライズしたお勧め情報をプッシュ通知する機能を追加したと発表した。全アプリユーザーに対して“ローリングアウト”しているという。
このお勧め情報は、ユーザーがフォローしているユーザーの複数がフォローしたり、お気に入りに設定したり、リツイートした場合にプッシュ通知される。Twitterは「その日の話題のツイートを知りそこなったり、すごい人がTwitterに参加したことを知らなかったりして残念に思ったことはありませんか? この新しいプッシュ通知はそうした問題を解決します」と説明している。
このお勧めには、同社の実験的アカウント「@MagicRecs」のアルゴリズムが使われているという。@MagicRecsは、4月に開設されたアカウントで、フォローすると重要な(とTwitterが判断した)情報をダイレクトメッセージ(DM)でフォロワーに通知するというものだ。
例えば先日、米Appleのティム・クックCEOがTwitterアカウントを取得したことも、フォロワーにDMで通知された。こちらはDMでの通知だが、新機能はプッシュ通知。@MagicRecsのフォロワーには今後もDMが送信される。
お勧めのプッシュ通知をオフにするには、アプリの[設定]→[お知らせ]→[おすすめ設定]のチェックを外す。
プッシュ通知でユーザーにとって実際に有用な情報を届けられれば、休眠中のユーザーの興味を復活させたり、既存ユーザーの定着率を高めることにつながるだろう。株式公開を予定している同社にとって、重要なツールになりそうだ。
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