Hyper-Vを搭載したSystem xの仮想化推奨モデルを発表 日本IBM

日本IBMは、Windows Server 2012の仮想化機能「Hyper-V」のサービスを事前設定したx86サーバ「IBM System x」シリーズを提供開始する。

» 2013年10月03日 18時51分 公開
[ITmedia]

 日本IBMは10月3日、マイクロソフトの最新サーバOS「Microsoft Windows Server 2012」を初期導入し、x86サーバ「IBM System x」シリーズをカスタマイズしたIBM System x仮想化推奨モデルを発表した。

 同製品モデルは、Windows Server 2012の仮想化機能である「Hyper-V」のサービスをあらかじめ起動する設定を施して出荷することにより、購入後すぐに使える仮想化環境を提供するという製品。これにより、Windows Server 2003から新システムへの移行など、早急に対応が必要な仮想化環境構築において、顧客の構築における業務効率を高め、作業時間を軽減するほか、CPUの稼働モードを仮想化環境に最適化するパフォーマンス優先モードに設定することで、大量のワークロードを稼働させる仮想化サーバとして安定したパフォーマンスを発揮することができるという。

 同製品のラインアップは、タワー型エントリーサーバ「IBM System x3100 M4」、ラック型エントリーサーバ「IBM System x3250 M4」、タワー型ミッドレンジサーバ「IBM System x3300 M4」、ラック型ミッドレンジサーバ「IBM System x3500 M4」、ラック型ミッドレンジサーバ「IBM System x3650 M4」の5製品。

 価格は、x3100 M4が17万円(税別)から、x3250 M4が31万円から、x3300 M4が35万円から、x3500 M4が93万円から、x3650 M4が196万円から。10月22日より出荷を開始する。

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