サガミチェーン、142店舗にPOS/オーダーエントリーが中心の店舗システムを導入導入事例

サガミチェーンは、フードサービス向けトータルソリューションと自動釣銭機の導入で、業務効率化と顧客満足度の向上を実現した。

» 2013年10月24日 17時54分 公開
[ITmedia]

 東海地区を中心に和食麺類のファミリーレストランを展開するサガミチェーンは、142店舗にPOS/オーダーエントリーを中心とした店舗システムを導入した。システムを納入したNECとNECインフロンティアが10月24日に発表した。

 新システムは、フードサービス向けトータルソリューション「FoodFrontia」と自動釣銭機「FAL2」によって構成される。視認性に優れた大型カラー液晶ディスプレイを搭載するPOSターミナルの「TWINPOS5500Ui」を利用し、空席状況や滞在時間などが表示されるフロアマネジメント機能を活用してスムーズな接客対応を実現したという。また、堅牢性の高い4.3インチカラー液晶ハンディターミナルや高速印字のキッチンプリンタも導入して、業務スピードを大幅に向上させたとしている。

 またFAL2は高速処理が特徴で、会計操作の効率アップにつながるという。これにより、繁忙時間帯に会計対応が集中しても顧客を待たせることなくスピーディに精算でき、釣銭の間違いも防止する。顧客満足度の向上効果が期待されると同時に、残高照合など閉店後の業務時間の短縮につながった。

 NECとNECインフロンティアでは、外食産業向けPOSシステム構築の経験とノウハウを生かして、今後もさらに新しいサービスに対応するべく進化を続けるとしている。

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