Google、スマートウォッチを量産開始か──Wall Street Journal報道

GoogleのAndroid搭載スマートウォッチが開発の最終段階に入っており、アジアのサプライヤーと量産の交渉中であるとWall Street Journalが伝えた。

» 2013年10月30日 06時47分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは腕時計型ウェアラブル端末、いわゆるスマートウォッチを開発中で、近いうちにアジアの工場で量産に入ると、米Wall Street Journalがこの件に詳しい情報筋の話として報じた

 同社は以前からスマートウォッチを開発中とうわさされている。8月にはAndroid搭載スマートウォッチメーカーWIMM Labsを買収したことを認めた。

 Googleのスマートウォッチは、パーソナルアシスタント機能「Google Now」の通知を適宜に表示し、スマートフォンとも連係するものになるとみられる。

 samsung GALAXY Gear

 韓国Samsung Electronicsが今月発売したAndroid搭載スマートウォッチ「GALAXY Gear」もスマートフォンと連係するが、対応端末がSamsung製の一部のモデルに限られている。また、レビューでは、バッテリーの持続時間や使えるアプリがまだ少ないなどと指摘されている。

 スマートウォッチは、米Appleや米Microsoftも開発中と報じられている。Appleのティム・クックCEOは28日の業績発表後の電話会見で、“新しいカテゴリー”の製品を準備中であることをほのめかした。

 Googleは、メガネ型のウェアラブル端末「Google Glass」を開発中だ。同社は29日に第2世代のプロトタイプ端末のリリースとテスター(Explorer)の増員を発表した。Google Glassは2014年前半には一般発売されるとみられている。

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