次世代USBのコネクタ「Type-C」は小型で“リバーシブル”に

2014年半ばに策定完了予定のUSBの新コネクタは上下を気にせずさせ、サイズもMicro USB並みになるが、後方互換性はない。

» 2013年12月05日 07時57分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 USB規格策定団体であるUSB Implementers Forum(USB-IF)のUSB 3.0 Promoter Groupは12月3日(現地時間)、次世代USBのコネクタ「USB Type-C」の開発を開始したと発表した。このコネクタで、ついにプラグの向きを気にせずにさせるようになる。

 USB 3.1(8月に策定完了)のこのコネクタは、2014年半ばに完了する見込みという。

 最近の製品がより薄型になってきていることに対応するため、完全に新しく設計したという。サイズは現行の「USB 2.0 Micro-B(Micro USB)」と同程度になる。その結果、現行のコネクタ形状(Type-A、Type-B、Micro-Bなど)との後方互換性はなくなる。

 Type-Cの仕様で新旧コネクタの接続ケーブルやアダプターについて明示するとしている。

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