丸紅と丸紅情報システムズ、野村総合研究所がITサービスの新会社を設立。社外顧客向けクラウドサービスなども展開する。
丸紅と野村総合研究所(NRI)は2月17日、丸紅グループ内でのシステム開発・保守や社外顧客向けクラウドサービスを展開する新会社「丸紅ITソリューションズ」を、丸紅情報システムズ(MSYS)を加えた3社の合弁会社として4月1日に設立すると発表した。
丸紅子会社のMSYSが行ってきた事業のうち、システム開発・保守事業などを新会社に移管。新会社の第三者割当増資をNRIが引き受ける形で合弁化する。資本金は4億1000万円で、出資比率は丸紅が46%、MSYSが34%、NRIが20%。
新会社は(1)丸紅グループ向けのIT基盤(ネットワーク、セキュリティ、クラウド)および業務システムの強化、(2)丸紅グループ外の一般顧客向けにクラウドなど新技術を活用したソリューションの提供――を行う予定。グローバル向け事業の開発も行うという。
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