インテル、最新Xeonプロセッサ「E7 v2」ファミリーを発表 メモリ容量を3倍に

インテルは、インメモリ分析やリアルタイム分析などビッグデータ処理に向くという「Xeon プロセッサー E7 v2製品ファミリー」を発表した。

» 2014年02月19日 15時55分 公開
[ITmedia]

 インテルは2月19日、Xeonプロセッサの最新版「インテル Xeon プロセッサー E7 v2製品ファミリー」を発表した。「業界で最も大容量のメモリ搭載をサポート」(同社)し、大量データの高速分析や、膨大なデータから多様な潜在的ニーズのリアルタイム収集を実現するとしている。

 新製品は、同社の従来のプロセッサー製品ファミリーと比べて3倍のメモリ容量を搭載できる。ユーザーはXeon E7 v2プロセッサ上にインメモリデータ分析基盤を構築し、高速かつ詳細なデータ分析を行えるとしている。

 新製品は最大15コアで、ソケット当たり最大1.5テラバイトのメモリ、最大32のソケットを備える。前世代の製品ファミリーと比較し、性能を平均2倍に向上させたという。またI/Oの帯域幅も4倍に拡大してボトルネックを削減し、ストレージからの高速なデータ移行や高度な分析アプリケーションにも対応できるとしている。

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