日本IBMが5種類の新SaaS、クラウド運用や資産管理をサポート

企業のIT部門やITサービス企業向けに、柔軟なサービス提供のための運用管理業務を支援する機能を提供するという。

» 2014年05月15日 11時57分 公開
[ITmedia]

 日本IBMは5月15日、企業のIT部門やITサービス企業向けに5種類のSaaS型サービスの提供を開始した。クラウド基盤やIT資産などの運用管理業務を支援するとし、導入検討のためのポータルサイトも「IBM Service Engage」も開設している。

 5種類の新サービスと概要は次の通り。

サービス名 価格など 概要
IBM SmarterCloud Control Desk 月額42万5000円から/同時接続10ユーザー ITサービスマネジメントの統合管理ソリューション。ナレッジマネージメントサービス資産および構成管理、サービスカタログ管理、変更管理、リリースおよび導入管理、インシデント管理、財務管理、サービスレベル管理、問題管理、要求対応を実現する。Webとモバイル経由のシンプルなアクセスが可能。
IBM Performance Management 月額1万7200円から/平均監視対象サーバ・OS1台当たり 実行場所に関わらず複雑なアプリケーションのパフォーマンス、可用性、およびユーザーエクスペリエンスの管理を支援。基幹業務アプリケーションの可視化、制御と自動化を可能にする。
IBM Workload Automation 月額8820円/月間実行1000ジョブ 複合ITおよびビジネスワークロードを簡単に管理。メインフレーム、分散およびハイパフォーマンスのグリッコンピューティング環境を含む、複数のアプリケーション、システム、およびビジネス・ユニットにわたる複雑な依存関係のワークロードをサポートする。
IBM Maximo Asset Management 月額68万2000円から/同時接続10ユーザー 生産、インフラストラクチャ、設備、輸送、通信などのあらゆる種類の資産を共通基盤で一元管理する。拡張されたSOAとして資産管理、作業管理、サービス管理、契約管理、在庫管理、調達管理の6種類の管理モジュールを備える。
IBM Maximo Inventory Insights 月額49万9800円もしくは1ユーザーあたり1万4300円 IBM Maximo Asset Managementから在庫データを自動的に取得し、事前構成済みの高度な予測分析モデルを適用し、在庫トランザクションのパターンを明らかにする。

 IBM Service Engageでは新サービスを提供している同社製品を体験したり、ビデオによる概要紹介、サンプルデータを利用したライブデモなどの機能を提供する。

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