企業内ドキュメントのスマート活用を支援――ヤッパとジェクシード

電子書籍のヤッパとコンサルティングのジェクシードが業務提携し、企業内に蓄積されているドキュメントの活用を支援するサービスを始めた。

» 2014年05月29日 13時00分 公開
[ITmedia]

 ジェクシードとヤッパは5月29日、企業内に蓄積されているドキュメントの活用を支援するサービス「GX_SmadoX」の提供を開始した。

 ジェクシードは会計や人事分野のビジネスコンサルティングやシステム導入支援などを手掛ける。ヤッパは電子書籍の開発や配信などのビジネスを主力としている。

 新サービスではカタログやマニュアル、説明書、テキストなどのドキュメントを業務の現場が生かせるよう、戦略の立案や活用シナリオ(モバイル利用も含む)、運用手順やポリシーの設計から、ヤッパの電子書籍ソリューション「SpinMedia」を利用した電子化と配信・管理、運用後の改善までをカバーする。

SpinMediaのイメージ

 例えば、営業担当者が製品カタログやマニュアルをスマートデバイスで参照したり、不動産物件や電子機器などの図面の電子化と動画による説明、eラーニングのテキストの提供など、さまざまな活用シナリオが想定されるという。

 ジェクシードの野澤裕副社長COOは、「従来のドキュメント活用は結果的にツールに合わせざるを得ないというケースが目立つ。そうではなく、業務改善に必要な機能をツールでも提供することで、企業が本来の目的を実現できるようにしたい」と話す。ヤッパの上田卓矢社長は、「新聞や雑誌の電子化で培った技術やノウハウを企業向けに生かすことで、ドキュメント活用の新たな可能性を追求していきたい」と語っている。

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